泣かないって決めた!

もうやめよう。
彼を想いだしてもきりがない。
彼がいないのだからもうやめて新しく誰かを好きになる出会いを探したほうがいい、だって彼は勝手に上京しちゃった。
私は何度も反対した。
今している仕事をやめてまでどうしてそんなにこの土地を離れたいの?聞きたかった。
でもわかってたから聞けなかった。
昨年彼は大失恋したの。
彼女が仕事場で浮気してそのまま結婚するって言いだして振られたんだ。
わたしは2年間片想いしていて彼とよく飲みに行っていたからどれだけ彼が辛いのかがよくわかった。
きっと彼は辛すぎて、どうにかなってしまう。
そう思って飲み会に誘いまくった。
そのたびに酔っぱらって何もそのことに触れない彼の辛さがいたいほどわかった。
でもわたしにはどうすることもできなくて。
しょうがないから、いつの違う話しをしては楽しませてた。
いつか振り向いてくれるんじゃないかと思って。
でもそうじゃなかった。
彼は仕事辞めて地元を離れるって言ってきた。
どうして?なんでそうなるの?って聞いてもなにもいわなかった。
私は反対した。
今の職場の人間関係だっていい感じ。
どうしてやめる必要があるのって。
でもそれくらいきつかったってこと。
だから今はもう私が振りきる番だよね。

ボンヤリしてしまう

「ねえ、話聞いてる?」と友達から突っ込みを受けて私はハッとしました。
「ごめん・・・少しボンヤリしてて」そう苦笑いを浮かべると、女友達は‘またかあ‘という表情を浮かべていました。
そのたびに申し訳無いなと思うのですがついつい頭がボンヤリしてしまうことが多くなっていた当時の私。
その原因は、ある男性を好きになったからだという事は確定的でした。
昔から知り合いだった彼と私でしたが、仲良くなったのはここ最近のことでした。
彼と話をすると意外に心地の良いテンポでやり取りをする事もできましたし何よりも、彼の持っている穏やかな空気が私を幸せにしてくれたのです。
私の完全な片思いでした。
だからこそ、彼を事あるごとに思い出して、ボンヤリしてしまうのです。
この気持ちを、どうにか彼に伝えたいと思いました。
ほんの少しでも良いから、この気持ちを彼に伝えたい・・・と。
消極的な私からすると、随分とアクティブな思考だったと思います(笑)かといって、大胆な行動などを取ることはありませんでしたが自分の心と言うものをほんの少しでも伝えられているという実感を覚えるようになったのは彼からのハッキリとしたレスポンスがあったからだと思います。
そうして私と彼は恋愛関係になっていったのです。